純真学園大学

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2026.10.02 放射線技術科学科

東日本大震災関連施設を視察しました

東日本大震災・原子力災害伝承館、中間貯蔵施設、震災遺構 浪江町立請戸小学校



 1~3年次生12名、教職員6名は、東日本大震災および原子力災害について学ぶことを目的として、東日本大震災・原子力災害伝承館、中間貯蔵施設、震災遺構 浪江町立請戸小学校を視察しました。

 東日本大震災・原子力災害伝承館では、原子力災害を中心としたさまざまな展示を見学するとともに、当時の状況や体験の様子を職員の方から聴講しました。


 館内には、実際に震災で被災したランドセルや鍵盤ハーモニカなどが展示されており、当時の写真や映像とあわせて、震災や原子力災害が地域や人々の生活に与えた影響を改めて感じる機会となりました。 また、震災の記録と記憶を将来へ伝え、その教訓を防災・減災につなげていくことの重要性について学びました。

(写真)震災により建物の屋根まで壊れた状態で、原発から近いため放射線量も高いのが確認できました


 続いて、中間貯蔵施設を視察しました。中間貯蔵施設では、福島県内の除染に伴って発生した土壌や廃棄物などが搬入され、安全かつ集中的な管理・保管が行われています。 現地を実際に訪れることで、除染によって生じた大量の土壌等がどのように処理・管理されているのかを知るとともに、原子力災害からの復興が現在も続いていることを実感しました

 さらに、震災遺構 浪江町立請戸小学校を訪れました。校舎には、津波によって大きく損壊した当時の姿が残されており、東日本大震災による津波の甚大な被害を目の当たりにしました。一方で、請戸小学校では、迅速な避難行動によって児童・教職員が津波から避難したことも伝えられています。

(写真)津波が来た位置は、身長のはるか上にありました
1階校舎内すべてが津波で壊れていました

 今回の視察では、展示資料や映像を見るだけではなく、実際に被災した場所に立ち、当時の体験を直接伺うことで、震災や原子力災害をより身近な問題として考える貴重な機会となりました。

 「大切な人を守るため、そして自分自身を守るために、私たちは災害時にどのような行動をとるべきなのか」


 今回の視察は、学生一人ひとりがこの問いについて考え、防災・減災、放射線、そして医療を学ぶ者として災害とどのように向き合うべきかを考える貴重な機会となりました。

(保健医療学部 新井正一)