高度な技術と知識で活躍できる
「臨床検査技師」を育成
臨床検査に関する専門的知識と技術の基本をしっかりと身につけるとともに、他学科と連携することで、豊かな人間性や倫理観、コミュニケーション能力など、チーム医療の一員にふさわしい知性と教養を身につけた臨床検査技師を育成します。
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2024年度
国家試験合格率- 臨床検査技師 -
94.3%
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2024年度
進路決定率(就職・進学希望者)100%
開学以来11年連続
過去の国家試験合格率はこちら
2023年…… 臨床検査技師 90.5% / 進路決定率 100%
2022年…… 臨床検査技師 93.2% / 進路決定率 100%
2021年…… 臨床検査技師 84.5% / 進路決定率 100%
学科からのお知らせ 一覧を見る
4年間のカリキュラム

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1年次
医療人としての基礎固め
専門科目の基礎となる科学的な知識を修得するとともに、医療人としての心構えや社会人としての素養を身につけます。また、臨床検査技師の業務全般についても理解を深めます。
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2年次
検査科学の基礎固め
臨床検査学の科目群を体系的に学びます。また、各分野における検査技術の基本的技術操作を修得するために、学内実習で学びます。
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3年次
検査科学の応用と実践
専門知識・技術に加え、病院施設のみならず多方面で活躍するための知識・技術を選択科目で学びます。医療や臨床検査についての総合的理解を深めるために、病院で実習を行います。
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4年次
医療人としての実践能力養成
修得した知識と技術を活かし、検査科学領域の課題を科学的思考に基づき解決する方法を卒業研究で学びます。また、チーム医療の場における実践能力を身につけます。
実力を高める充実した実習環境
検査科学(科学・免疫系、病理・形態、微生物など)や生理機能検査(心電図、超音波エコー、脳波、筋電図など)の実習に最先端の検査機器を揃えており、充実した学内実習環境が整っています。
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生理機能検査実習室
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形態検査学系実習室
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解剖学実習
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生殖補助技術論(不妊治療)
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生理機能検査実習室
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形態検査学系実習室
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解剖学実習
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生殖補助技術論(不妊治療)
多様な学びができる幅広い実習先

高度医療を提供する特定機能病院から、地域包括支援センターまで。各病院・施設の特徴に応じて多様に学べる実習先を確保。
あらゆる人々の健康課題に対する看護実践力を身につけます。
先輩メッセージ

MESSAGE01
専門知識を学ぶだけではなく、
社会人としての心構えも学ぶことができます
検査科学科2年生
三宅 晴大さん
九州産業大学付属九州高等学校卒業(福岡県)
私は小さい頃から鼻炎アレルギーで病院に行く機会が多くありました。そこから医療関係の仕事に興味をもつようになりました。私は高校生の時に理系科目の生物や化学が好きだったこともあり、臨床検査技師になりたいと思いました。純真学園大学を選んだ理由は、医療系の専門大学で学生の頃からチーム医療を学べることや充実した実習・設備が整っているからです。
入学してからは、他県から来た人もいるので友達の幅がとても広がったり、1〜4年生で集まって先輩方と話したりする機会もあり、縦のつながりも築くことが出来ました。また、純真カフェで友達とご飯を食べたり、勉強したりして楽しい日々を過ごしています。
1年次から座学だけではなく、演習や実習もあるので楽しく講義を受けています。他にも、専門知識を学ぶだけではなく、社会人としての礼儀や医療職になるための心構えを学ぶことができます。
将来は、自分が提出した検査データは絶対合っていると自信を持って言え、精度管理もしっかりできる臨床検査技師になりたいです。

MESSAGE02
自分の理想とする臨床検査技師に
なるために最適な大学だと思います
検査科学科4年生
安藤 彩乃さん
県立中津南高等学校卒業(大分県)
私は元々生物やその学問である生物学が好きで、その流れで将来は医療に関わる仕事に就きたいと考えていました。医療の分野で自分の知識や技術を活かせる職業を調べる中で、病気の診断や治療に欠かせないデータを提供する臨床検査技師という仕事に魅力を感じたのでこの職業を目指すことを決意しました。
その中でも純真学園大学を選んだ理由は、実践的な学びが充実している点にあります。様々な設備を活用した学内での実習を通して、現場で求められる技術を身につけられることに加え、他学科との体験演習を通してチーム医療の理解を深められる点にも魅力を感じました。医療は多職種の連携が重要であり、学生のうちからその視点を養うことができる環境は、自分の理想とする臨床検査技師になるために最適だと考えました。将来は、より高度な知識と技術を身につけ、チーム医療の一員として最前線で貢献できる臨床検査技師を目指したいと考えています。
学科長メッセージ
Message
幅広い知識を持ち
多様な臨床検査に対応できる
臨床検査技師を育成します
検査科学科長/教授 福應 温
臨床検査の仕事の分野は広く、医療においては病気の正しい診断や治療に直結しており欠かせないものです。安全・安心でかつ最適な医療を推進する上で、臨床検査はますます重要になっております。
臨床検査は、大きく分けて検体検査と生理機能検査の2種類に分けられます。検体検査は、患者様から尿、血液、組織などの検体(材料)を採取し、それらを化学的あるいは形態学的に検査するものです。 生理機能検査には、超音波検査、心電図検査、脳波検査、呼吸機能検査などがあり、患者さんの体からの生体情報を直接記録して体の状態を調べます。さらに採血や、新型コロナウイルス検査等の検体となる鼻腔・咽頭拭い液などの検体採取なども重要な業務となっています。それに加え、2021年に行われた法令改正により、タスク・シフト/シェアを推進する臨床検査技師の業務はますます拡大し、臨床検査技師の地位向上、専門性の追求につながっています。
将来、臨床検査技師としてその資格を生かして社会で働くことは大変やりがいのある事だと思います。また、現代の医療はチーム医療です。当学科では協調性、感性、コミュニケーション力を養い、将来の医療チームの一員としての活躍に備えることができます。
医学・医療分野に興味があり、何事にも前向きに取り組む、好奇心旺盛な学生を希望します。また、大学時代は学問だけでなく、様々な人々との出会いや、様々な経験を通して人間力を形成してください。
純真学園大学検査科学科で臨床検査技師を目指し、充実した学生生活を送ってみてはいかがでしょう。