最新の医療機器には、より高精度な検査や診断を目的に人工知能(Artificial Intelligence:AI)技術が導入され、また独特な情報を持つ医療への効果的AI導入に対して、専門家の人材育成が不可欠となってきています。
本学では、AI時代に活躍できる医療人の育成を目指し、科目名「人工知能学」において数学・統計学、コンピュータを使った演習、eラーニング等によるG検定取得支援カリキュラムを導入しています。
先進的な取り組み
医療系の付加資格取得に向けた支援体制
これまで、国家資格取得への取り組みとともに、在学中に取得可能な資格に対する対策も併せて行ってきました。それぞれの医療系専門職に関連する各種資格の取得は、就職活動や実際に医療に携わる際に有用となります。また受験時の学習を通じて、国家試験対策や医療系専門職としての知識を修得することにもつながります。そのため、各種資格の取得を目指した支援を行っており、その1つとして受験料を補助する制度を導入しております。
受験 (受講) 料の補助制度の対象となる資格など (2023年度)
学科 | 資格などの名称 | 実施または認定団体 |
---|---|---|
看護学科 | BLSプロバイダー(G-2020準拠) | AHA (American Heart Association: アメリカ心臓協会)公認 |
放射線 技術科学科 |
第1、2種放射線取扱 主任者(国家資格) |
公益財団法人 原子力安全技術センター |
検査科学科 | 第2種ME技術者 (認定資格) |
公益社団法人 日本生体医工学会 |
医療工学科 |
時代のニーズに応える付加資格「G検定」取得に向けた取り組み

G検定とは
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が、人工知能(AI)技術による産業の競争力を高めるために展開する認定資格です。
日本医学英語検定の取得に向けた取り組み
グローバルという言葉が日常化して久しくなりましたが、人・情報・物資や資金が国家の枠組みを超え世界と広く交流する時代を迎えています。
また保健・医療分野においても世界各国での相互依存が高まり、諸外国との協力関係の深化が求められています。
本学では、eラーニングによる英語教育支援ツールを活用し、日本医学英語検定(4級)取得支援カリキュラムを導入しています。
また、夏休みを利用した短期海外研修を実施し、英語のみならず海外の文化や価値観に触れる機会を設けています。
また保健・医療分野においても世界各国での相互依存が高まり、諸外国との協力関係の深化が求められています。
本学では、eラーニングによる英語教育支援ツールを活用し、日本医学英語検定(4級)取得支援カリキュラムを導入しています。
また、夏休みを利用した短期海外研修を実施し、英語のみならず海外の文化や価値観に触れる機会を設けています。

日本医学英語検定とは
日本医学英語教育学会が主催する医学・医療に特化した英語検定です。
チーム医療の学びに向けたシミュレーション教育の導入
同一キャンパスに医療系4学科を有する優位性を活かし、医療現場を想定した4学科合同でのシミュレーション教育を実施しています。
また、リアルな医療行為の訓練ができるよう設計された高機能患者シミュレータSimManを導入し、様々な状況においてチームとして協力して最適な対応が出来るよう、多職種連携を意識した教育を行っています。
また、リアルな医療行為の訓練ができるよう設計された高機能患者シミュレータSimManを導入し、様々な状況においてチームとして協力して最適な対応が出来るよう、多職種連携を意識した教育を行っています。

チーム医療とは
一人の患者に医師や看護師、医療技術者、その他の医療専門職が連携・協働して治療やケアに当たることです。
ICTを活用した教育サポート体制の充実
国家試験対策および学習支援のために、3次元の解剖学学習ツール(Visible Body Physiology)を導入しています。
解剖学において臓器・筋肉・骨格・腱などの要素がどのように相互作用するのか、実際の患者や臨床場面を疑似体験するために優れたツールです。
また、看護手順を確認・習得するためのオンラインツールであるナーシングスキルや、学術映像コンテンツを配信するための映像配信システムである医学映像教育センターが提供するVISUALEARN CLOUD(ビジュラン・クラウド)も活用しています。
解剖学において臓器・筋肉・骨格・腱などの要素がどのように相互作用するのか、実際の患者や臨床場面を疑似体験するために優れたツールです。
また、看護手順を確認・習得するためのオンラインツールであるナーシングスキルや、学術映像コンテンツを配信するための映像配信システムである医学映像教育センターが提供するVISUALEARN CLOUD(ビジュラン・クラウド)も活用しています。

ICTとは
Information and Communication Technology(情報通信技術)の略。医療の世界においてもオンライン診療や電子カルテ・電子処方箋などICTを活用する場面は多く、本学ではICTと触れ合う機会を数多く設けています。