令和8年熊本地震の発生を受け、一般社団法人日本臨床衛生検査技師会が実施する被災地支援活動の一環として、臨床検査技術に関する人的支援の要請がありました。検査科学科からは教員2名(岸田・安田)が派遣され、熊本労災病院において臨床検査業務の支援に従事しました。
派遣期間中は、生理機能検査室において心電図検査、呼吸機能検査、ABI(足関節上腕血圧比)検査などを担当したほか、受付業務や患者移動時の介助など、検査室運営に必要な業務にも携わりました。現地スタッフと連携しながら、地域医療体制の維持と安定した検査業務の継続に努めました。
現地では、震災により一時中断していた手術が再開され、通常に近い検査数への対応が求められていました。一部の検査機器に故障が生じる中でも、限られた設備と人員で高い精度の検査体制が維持されていました。一方、診療体制は回復してきたものの、公共交通機関の運休や生活インフラの不便さなど、患者および医療従事者の生活には依然として震災の影響が残っていました。
