純真学園大学

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2026.08.21 放射線技術科学科

大学での学びを原点に 環境省で活躍する卒業生

放射線技術科学科4期卒業生の日浦諒大さんを紹介します


 日浦さんは、20264月から環境省の放射線健康管理担当参事官室に出向しています。同室では、2011年に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う放射線による健康影響への対応や、住民の健康不安対策を担当しています。

 

 大学の卒業研究では、福島第一原発事故に関連する研究に取り組みました。2016年と2017年には研究室のメンバーとともに福島県浜通り地域を訪問し、空間線量率の測定や土壌中の放射能濃度の測定などを行いました。大学時代に培ったこうした経験や知識は、現在の業務にも大いに活かされているそうです。

 事故から15年以上が経過した現在、環境省ではこれまでに蓄積されたさまざまな知見や経験、ノウハウを次世代へ継承し、今後の復興や防災・減災に役立てるための取組を進めています。


 卒業後は約8年間、東京都世田谷区にある国立成育医療研究センターに診療放射線技師として勤務し、新生児から大人まで幅広い年齢の患者さんと向き合いながら日々の業務に取り組んできました。

 一方、環境省ではデスクワークが中心となり、パソコンに向かう時間が多くなったといいます。行政の業務は臨床とは異なり、新たな視点や知識を得られる非常に貴重な経験となっているそうです。この経験を今後再び臨床の現場に戻った際にも活かしていきたいと語ってくれました。


(新井 正一)