2026.06.04
学科共通
4年次IPE科目「総合チーム医療」を開講しました
本学では、看護師・保健師・診療放射線技師・臨床検査技師・臨床工学技士を目指す学生を対象に、チーム医療に欠かせない多職種連携教育(Interprofessional Education:IPE)を4年にわたり行っています。その集大成となる4年次必修科目「総合チーム医療」が、5月15日の第8回の発表・総合討論会をもって完了しました。
本科目では「総合力の育成」を目標に、4学科混成グループを編成し、グループワークを中心に展開しました。前半でチーム医療と医療安全、医療コミュニケーション、チームワークスキル「TeamSTEPPS」について学んだ後、各グループが多職種で対応する診療場面のシナリオ作成に取り組みました。それぞれの専門性を活かしながら、「この場面ではどの職種がどう関わるべきか」「重要な情報をどのスキルを使っていつ共有するか」といった具体的な課題について活発に議論を重ね、代表2グループがシミュレーション動画を制作しました。
シナリオ作成グループワークの様子
動画撮影の様子
動画撮影の様子
最終発表の様子 このシミュレーション動画を視聴した上で、各グループで作成したシナリオの比較検討を行いました。最終回では、代表2グループが検討結果をもとに発表を行い、全体での総合討論を実施しました。各グループでの検討プロセスを基盤として、「この場面での連携方法をどう改善できるか」「情報共有のタイミングが患者ケアに与える影響は何か」といった実践的な質疑応答が活発に交わされました。
異なる専門分野を学ぶ学生同士の協働経験は、来年4月から医療専門職として歩み始める4年生にとって、チーム医療の実践に向けた貴重な経験となりました。
本科目を通して培われた相互理解と協働の精神、そして他職種を尊重しながら患者さんにとって最善の医療をともに考える視点が、卒業後の臨床現場における質の高いチーム医療の実践につながることを期待しています。
(IPE専門部会)
