三大学連携による「広域総合大学化」事業キックオフ会議を開催
2025年12月22日(月)、純真学園大学(福岡県福岡市)、久留米工業大学(福岡県久留米市)、九州大谷短期大学(福岡県筑後市)の三大学連携による「広域総合大学化」事業のキックオフ会議を、本学にて開催いたしました。
本連携は、少子化が進む現代社会において、ウェルビーイング時代の新たな人材育成として、各大学の教育・研究機能の維持・向上および経営基盤の強化を目的とするものです。
純真学園大学の「医療」、久留米工業大学の「工学」、九州大谷短期大学の「人間学」という各大学の専門性を融合させ、「心・技・医の三位一体教育」モデルを構築することにより、次世代を担う複合的専門性を備えた人材の育成を目指します。
さらに、学校運営機能の共同化・高度化を通じて、持続可能な大学経営モデルの確立にも貢献してまいります。
本協定は、地域社会の発展と未来を担う人材育成に向けた、新たな大学連携の在り方を示すものです。
会議に先駆け、参加者の皆様に本学の施設を見学していただきました。看護学科の高機能シミュレーター人形をはじめ、放射線技術科学科のCT装置、医療工学科の生命維持管理装置、検査科学科では、学生が生理機能実習を行っている様子を見学しました。
キックオフ会議では、久留米工業大学の日野学長、九州大谷短期大学の吉元学長、本学の福田学長が挨拶を行いました。日野学長は「三大学が共同して課題を克服し、地域の期待に応える」、吉元学長は「交流を通じて新しい文化を創る」、福田学長は「世の中に少しでも役立ちたいという思いが事業の源」と、それぞれ事業への思いを語りました。
久留米工業大学
日野伸一 学長
九州大谷短期大学
吉元信暁 学長
純真学園大学
福田庸之助 学長
続いて、代表校である久留米工業大学の河野先生より、本事業の現状の課題、目的、今後のタスクについて説明がありました。その後、各部会に分かれてミーティングを行い、自己紹介の後、今後のタスクの進め方について意見交換を行いました。
今回のキックオフ会議を通じて、三大学が連携し、地域に貢献するための第一歩を踏み出しました。今後も協力を深め、課題解決と新たな価値創造に向けて取り組んでまいります。
