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2024.11.19 医療工学科

第1種ME技術実力検定試験 合格発表

 第1種ME技術実力検定試験は、ME機器・システムおよび関連設備の保守・安全管理を中心に総合的な専門知識・技術を有し、かつ他の医療従事者に対し、ME機器および関連設備に関する教育・指導ができる資質を検定するものです。
 受験資格も厳しく「臨床工学技士免許所有者」または「第2種ME技術実力検定試験合格者(合格率30~40%)」の2つの資格保有者しか受験できません。その合格率もこの数年は30~35%という検定で、直近の第28回試験合格者は全国で101名でした。
 また、臨床経験を2年積んで「合格認定書」を発行されると、「臨床ME専門認定士」の認定を受けることが可能になります。

 上記のように大変難しい試験に本学開学以来初めて、4年次の学生が1名合格しました!

合格した学生のコメント
 私は大学2年次に第2種に合格後、より難関な資格を取得して自分に自信をつけたいと思い第1種を受験しました。第1種の問題形式は記述式であるため、当初過去問を見たときは心が折れそうになり、解こうとしても理解が難しく気が進まないことが多々ありました。

 その際は、基礎知識を確実にするため、国家試験の過去問をひたすら解き、点数を上げることでモチベーションの維持に努めました。第1種で必要な知識は膨大で全てを網羅するのは難しいと思います。
実際に受験してみて、答えがわからなくても与えられた課題に対し、今持っている知識を最大限活用し、答えを導く課題解決力が合格の鍵だと感じました。

 課題解決力をすぐに身につけるのは難しいですが、基礎をしっかりと固め、物事に疑問を持って考える癖をつければ、自然に身についていくと思います。

 私は日頃の勉強を怠らず、講義や実習等で疑問に思ったことや理解できていないことをまずは自分で解決できるように努め、時に友人と議論していたため、合格できたのではないかと思います。今後も自己研鑽に努め、国家試験に合格し、就職後は認定資格に挑戦したいと考えています。
 
医療工学科4年 矢田 帆夏美