2024.12.02
学科共通
1年次IPE科目「医療連携の基礎」についてご紹介します
1年次開講科目「医療連携の基礎」について
本学では、看護師・保健師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士を目指す学生が、チーム医療に必要な多職種連携を学ぶことを目的とし、1年次に「医療連携の基礎」を開講しています。本授業では、患者中心の良質な医療を提供するために、各職種の役割や業務内容を深く理解することを目指します。
■ 授業内容
学生たちは、自分が目指す専門職以外の業務内容や役割について、体験や演習を通じて学びました。これにより、他職種が担う医療現場での重要な役割についての理解を深めることができました。
医療工学科実習体験(看護学科学生)
看護学科実習体験(放射線技術科学科学生)
放射線技術科学科実習体験(検査科学科学生)
検査科学科実習体験(医療工学科学生)
■ グループ発表
講義の最後日には、「各学科の演習で学んだ各専門職の業務内容と役割および医療連携がなぜ必要か」というテーマで、学科ごとにグループ発表を行いました。発表にはまだ不慣れな様子も見られましたが、どのグループも熱意を持って立派に発表をしていました。
発表後、学生からはこの科目を受講して「他学科の演習を通じて、それぞれの職種の業務内容と役割を理解することができた。」、「他学科の活動を学ぶことで、医療連携の大切さを実感しました。2年生でも引き続き学びたいです。」等のポジティブな意見が多く聞かれました。
■ 今後の展望
本学では、4年間を通じて体系的に多職種連携教育(IPE)を学べるカリキュラムを構築しています。今回の授業で得られた知識や経験を活かし、次学年以降の学びに積極的に取り組んでほしいと思っています。
(IPE専門部会:久家教幸)
