特色のある教育プログラム Characteristic educational program

人間力

純真学で「人間力」を学ぶ

社会に求められる「人間力」の形成を目指します

医療人として社会に求められる総合力(人間力・学士力)を養う「純真学」、建学の精神に基づいた心の教育です。
建学の精神“気品・知性・奉仕”への理解を深め、感性豊かな人間性とともに自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力である汎用力を育成する目的で、「純真学」は平成28年度より開講されました。

なぜ今人間力なのか?

人を勇気づけられる人間であれ

内閣府の報告書では、人間力とは「知的能力的要素」「社会的・対人関係的要素」「自己制御的要素」の3つを総合的に高めることだと定義されています。このうち知的・能力的な要素は勉強をすれば身に付きますが、あとの2つは自ら学ぶ姿勢を持つことが必要ですし、また一朝一夕に身に付くものではありません。このような人間性教育の機会が学生時代に与えられるのは、とても恵まれた環境だと思います。いかに人間力を育んできたか…10年後・20年後の将来に、必ず大きな実りとなって現れてくるはずです。

どんな仕事にも人間力は求められますが、とりわけ医療人は「聖職」とも言われる仕事です。向上心や責任感、努力を継続する力、そして患者さんをはじめ、まわりの人への「勇気づけ」ができる存在であること。技術や知識だけでなく、さまざまな要素が求められる仕事です。
地域包括ケアの推進やAIの台頭など、医療業界も日々進化と改革が続いています。そんな中で、生涯にわたって社会に必要とされる医療人になるために必要なのは、人間力をおいて他なりません。純真の卒業生の皆さまが、医療人として長く活躍し、「あなたがいてよかった」と患者さんに言われるような存在となってくれることを願っています。

済生会福岡総合病院
看護部長 大嶋 由紀氏

建学の精神を通して学ぶ
「人間力」育成プログラム 職業観、コミュニケーション能力、教養と国際的視野を高め、
卒業後も学び続ける力を養います。

  • STEP01 純真学I

    個々の志を見出す

    本科目においては、純真学園大学を知るところから始まります。
    自己を見つめ直すことを通して、学園訓を踏まえた医療職者としての自己探究のきっかけとします。

  • STEP02 異文化交流

    異文化への理解を深め、国際的な視野を広げる

    国際交流を通して海外の文化・価値観・医療に触れ、国際的視野と相互理解の重要性を理解します。

  • STEP03 ボランティア

    地域貢献の意義を学ぶ

    様々なボランティア活動へ参加することで、地域貢献や「奉仕」の意味について、また医療職者の使命について考えます。

  • STEP04 純真学Ⅱ

    一流に触れ、専門職業人として必要な能力を学ぶ

    様々な分野で「一流」とされる人物や表現に触れることで自己啓発への意識を高め、学園訓を踏まえた医療職者としての自己探究を深めます。