保健医療学部 放射線技術科学科 Department of Radiological Science

2022年度
国家試験
合格率2023年4月現在

診療放射線技師

98.8%

2021年度
国家試験
合格者の就職率2022年6月現在

100%

開学以来8年連続

最先端の医療機器を駆使する
診療放射線技師」育成

本学では、最先端の放射線医療機器を駆使できる専門知識と、
医療人に相応しい知性と教養を兼ね備えた「診療放射線技師」を育成します。

3つのポリシー

診療放射線技師とは?

診療放射線技師は、病院や診療所などの医療機関において、放射線を利用したX線検査、CT検査、PET検査、がん治療、放射線医薬品を用いたRI検査、放射線を利用しないMRI検査、超音波検査、眼底写真等の画像検査業務とともに、射線機器や画像システムの管理などに従事する、国家資格を有したスペシャリストです。

また、近年ではマンモグラフィに代表される乳がん検診の場で、たくさんの女性技師が活躍しています。
診療放射線技師は、多種多様な専門職種が連携して患者さんへ安全で高度な医療を提供するチーム医療を推進するうえで、欠かせない存在となっています。

取得できる学位と資格

取得学位
  • 学士(保健衛生学)
取得資格
  • 診療放射線技師国家試験受験資格

    本学科の課程を修了すると、診療放射線技師国家試験の受験資格が得られます。

  • 第1種・第2種放射線取扱主任者免状(国家資格)

    本学科の課程では、この免許取得に役立つ科目が含まれています。
    試験に合格する必要がありますが、在学中でも取得可能です。

  • ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許・エックス線作業主任者免許(国家資格)

    診療放射線技師免許取得後、申請により取得できます。

純真学園大学
取得資格への取り組み
  • 本学では国家試験対策委員会を設置し、合格率100%を目指しています。
    また、各学科と連携しつつ、学年の進行に則した支援計画を整え、模擬試験を企画しています。
  • 本学では、授業の質を向上させる目的で、学生による授業評価及び教員の相互授業参観を行っています。
充実の国家試験対策

目指す進路

診療放射線技師

  • 病院

    病院

  • 保健医療センター

    保健医療センター

  • 大学・企業などの研究機関

    大学・企業などの
    研究機関

  • 放射線関連企業

    放射線関連企業

  • 大学院進学

    大学院進学

万全の就職サポート

学びの3つのポイント

  • POINT1
    チーム医療で
    自らの専門性を理解する

    本学では、4年間を通して、チーム医療を学びます。
    他学科や提携医療機関との連携、臨地実習により、チーム医療の一員としての自らの役割を理解し、幅広い知識を修得していきます。

    チーム医療とは?

  • POINT2
    ”医療”を通した地域の方との交流で目指す職種の重要性を知る

    本学では医療を通して、地域の方々との交流を目的としたイベントや公開講座を行っています。がん検診の呼びかけ等も行っており、診療放射線技師は今後ますますニーズが高まっていることを実感できます。

    地域貢献事業

  • POINT3
    臨床実習で現場を知る

    本学科では、3年次に臨床実習を行います。
    福岡市を中心として福岡県内、九州地区の臨床実習先で、現場を知ることができます。それぞれの現場で必要な特性を学び、実践力を身につけます。

    主な実習先

4年間の学びのステップ

4年間の流れ

  • 1年次

    医療人としての
    基礎固め

  • 2年次

    放射線の
    基礎知識を修得

  • 3年次

     診療放射線技師としての心構えを養成

  • 4年次

     実践を通じた
    応用力の育成

インタープロフェッショナル(IP)教育

  • 1年次

    医療連携の基礎

  • 2年次

    医療連携の構築

  • 3年次

    臨地実習

  • 4年次

    総合チーム医療

実践力を高める充実の実習環境

放射線技術科学科では、CT、MRI等の最先端の医療機器を整備しています。これらの機器を用いた講義・演習を行うことにより、原理や実践的な操作方法等の理解を深めることができます。

  • 全身用X線コンピュータ
    撮影(CT)装置

  • 磁気共鳴画像(MRI)装置

  • 3次元画像解析装置

  • 核医学画像処理装置
    放射線治療計画装置

主な実習先一覧

  • 国立病院機構九州医療センター(連携施設)
  • 九州大学病院
  • 佐賀大学医学部附属病院
  • 長崎大学病院
  • 熊本大学医学部附属病院
  • 宮崎大学医学部附属病院
  • 鹿児島大学病院
  • 琉球大学医学部附属病院
  • 山口大学医学部附属病院
  • 産業医科大学病院
  • 福岡大学病院
  • 久留米大学病院
  • 国立病院機構九州がんセンター
  • 国立病院機構福岡東医療センター
  • 国立病院機構福岡病院
  • 国立病院機構大牟田病院
  • 国立病院機構小倉医療センター
  • 国立病院機構佐賀病院
  • 国立病院機構東佐賀病院
  • 国立病院機構嬉野医療センター
  • 国立病院機構長崎医療センター
  • 国立病院機構熊本医療センター
  • 国立病院機構熊本再春荘病院
  • 国立病院機構大分医療センター
  • 国立病院機構別府医療センター
  • 国立病院機構鹿児島医療センター
  • 北九州市立医療センター
  • 新小倉病院
  • JCHO九州病院
  • 済生会八幡総合病院
  • 地域医療振興協会飯塚市立病院
  • 九州中央病院
  • 福岡市立病院機構福岡市民病院
  • 福岡市立病院機構福岡市立こども病院
  • 福岡逓信病院
  • 公立八女総合病院
  • 済生会日田病院
  • 済生会熊本病院
  • 荒尾市民病院
  • JCHO天草中央総合病院
  • JCHO熊本総合病院
  • 国保水俣市立総合医療センター
  • 鹿児島市立病院
  • JCHO諫早総合病院
  • JCHO宮崎江南病院
  • 小倉記念病院
  • 製鉄記念八幡病院
  • 飯塚病院
  • 宗像水光会総合病院
  • 原三信病院
  • 福岡輝栄会病院
  • 福岡山王病院
  • 福岡徳洲会病院
  • 那珂川病院
  • 済生会唐津病院
  • 聖マリア病院
  • 新古賀病院・古賀病院21(久留米)
  • 古賀総合病院(宮崎)

学科長メッセージ

放射線技術科学科長 / 教授新井 正一

豊かな人間性と医療人としての知性や教養を兼ね備えた「診療放射線技師」を育成

本学科では最先端の放射線医療機器を駆使できる専門知識や技術と、患者さんの身になって対応できる豊かな人間性、医療人としての知性や教養を兼ね備えた「診療放射線技師」を育成します。
診療放射線技師とは、病院や診療所などの医療機関において、放射線を利用したX線検査やCT検査や、放射線を利用しないMRI、超音波検査、(無散瞳)眼底写真などの画像検査、ならびに、放射線を利用したがん治療などの業務、これらに必要な放射線機器や画像システムの管理などに従事する国家資格を有した高度医療専門職です。
当学科の教授陣は、診療放射線技師をはじめ、医師、薬剤師、理工系の専門教員がそれぞれの専門性を生かし、基礎から高度な専門技術までを講義だけでなく、充実した学内設備による実験、実習を通して、社会が求める診療放射線技師の育成に全力を挙げています。

臨床実習は、1年生で早期体験実習として実際の病院へ行って、診療放射線技師の業務を見学します。また3年生後期では2か月半の間、九州地区を中心とした臨床実習指定病院において実施します。
4年生では国家試験対策として、模擬試験をはじめ国家試験に特化した授業を行っており、例年、全国平均を上回る高い合格率を誇っています。就職も全国の国公立病院、大学病院をはじめ、公的病院、検診機関などへ就職しています。進学では、本学大学院(修士課程)をはじめ、国公立大学院に進学しています。

本学科では皆さんの大学4年間の指導、支援を教職員一丸となって全力で行います。皆さんの入学をお待ちしております。

教員情報