純真学園大学

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2025.08.22 看護学科

4年次生 成人看護学領域(急性期)の統合実習を行いました

 4年次の統合実習では、3年次の臨地実習での学びを活かし、各領域でより専門的な看護を学修します。成人看護学領域(急性期)では、生命の危機的状況にある重症患者様およびそのご家族に対して行われる医療や看護の学びを深めるために、各学生が設定した実習テーマ(深めたい看護)をもとに、集中治療室では担当患者様への看護を実践し、手術室・救急外来では見学実習を行います。

 今年度は10名の学生が、国立病院機構九州医療センターおよび済生会福岡総合病院で統合実習を行いました。


 まず、病院に行く前の学内演習では高機能シミュレーター等を用いてアクティブラーニングを行い、実践を見据えた看護ケアを学びました。その後の臨地実習では、各部署の実習指導者の方々からご指導をいただきながら、患者様やご家族への看護実践および見学を通して、クリティカルケア領域における看護師の役割や多職種連携の学びを深めることができました。さらに、自己のキャリアイメージにもつながる貴重な実習となりました。

<学生の感想(抜粋)>

  • 看護師として「命と向き合うこと」の大切さを改めて学んだ。

  • 病棟では学ぶことのできないクリティカル看護を学ぶことができた。

  • 急性期領域において今後のキャリアに繋がるような学びができた。

  • 自己の看護観をさらに明確にすることができた。

  • 目指したいと思える看護師の方ばかりで、看護師になりたい思いと自覚が強まった。

 この統合実習で得た学びや経験が、今後の国家試験へ向けての学修や就職後の看護につながることを期待しています。

  • (学内演習)集中治療室を再現した演習環境
  • (学内演習)離床時の看護援助
  • 学生・担当教員集合写真