純真学園大学

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2025.06.27 看護学科

3年次生 小児看護方法論の演習を行いました

 看護学科3年次生が小児看護方法論の授業の中で、「抑制」「フィジカルアセスメント/バイタルサイン測定」「身体計測」の技術について演習を行いました。

 抑制とは、処置・検査・治療などを安全に施行するために、身体の一部、あるいは全身の運動を制限する援助方法です。初めに看護倫理や子どもの権利について復習したあとに、実際に安全ひもやおくるみ法の技術を実践しました。

 フィジカルアセスメント/バイタルサイン測定の演習では、5歳のネフローゼ症候群の子どもを想定し、病状の観察や体温・呼吸・心拍などの測定を行います。モデル人形を使いその子どもに合った血圧計を選択するところから始まります。「小さくて測れない」と言っていましたが、グループで何度も練習するうちに次第に出来るようになりました。

 身体計測の演習では、身長、体重、頭囲、大泉門、胸囲の測定を行います。演習はモデル人形で実践しますが、どのようにすれば安全に確実に測定できるか手順や注意点を考えながら行っていました。測定を行うだけでなく、その値から子どもの成長をどう判断するのかが重要になります。
 この他にも、乳児の心肺蘇生や小児の内服、小児の点滴の管理についての実習が行われます。


 3年次生は、9月中旬から2月末にかけて「領域実習」と呼ばれる臨地実習に行きます。今回のこれらの演習から、領域実習にて子どもと家族に安全で少しでも不安が軽減できるような看護の提供ができることを期待しています。

  • 抑制
  • バイタルサイン測定
  • 身体計測