【臨床検査技師は科学者であれ】
——これは、私が尊敬する先輩からいただいた言葉です。
病理学的検査や細胞診検査の分野では、高度な技術の習得と研鑽が不可欠です。近年では、がん遺伝子パネル検査などの先端技術も導入され、病理の世界はまさに日進月歩の進化を遂げています。
変化し続ける医療の中で、臨床検査技師が“確からしさ”をもって診断・治療に貢献することは当然の責務ですが、さらに良い検査を実現するためにはどうすべきか。常に科学者の視点を持ち、客観性と精度を大切にすることが求められます。
私は微力ながらも、臨床検査における「確からしさ」を追求できる検査技師の育成に貢献したいと考えています。