不妊治療は国の少子化対策の一環として、2022年4月より保険適用がなされ、近年ますます需要が高まってきています。

　本学の検査科学科では、その不妊治療を手助けする生殖補助医療に関する講義や実習をおこなっています。6月25日（火）の実習では、株式会社リプロライフの講師に来て頂き、凍結融解のハンズオンセミナーが開催されました。
　このセミナーは2部構成となっており、前半は学生、後半は一般の胚培養士の方を対象に行われました。内容はマウスの胚を用い、胚の凍結、融解の原理から実践方法までを詳しく丁寧に説明・指導をして頂き、学生達は最新の臨床現場の技術を学ぶ良い機会となりました。