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2024-07-05 お知らせ

4年次開講科目「総合チーム医療」についてご紹介します

4年次開講科目「総合チーム医療」についてご紹介します

 多職種連携教育 Inter Professional Educationの4年次開講科目「総合チーム医療」では、実際の医療現場に近い形でチーム医療を学ぶために、シミュレーション教育を取り入れています。学生たちは、効果的にチーム医療を実践するためにはどのようなスキルや力が必要となるのか、チーム医療のパフォーマンスを向上させるための自己の課題は何か探究しています。今回は、今年度の学習場面を少しだけ、ご紹介したいとおもいます!
 
 学生は、4学科混成のグループを編成して学習を進めていきます。グループに提示された事例の診療場面を読み、状況を把握します。意見を出し合いながら、チームで取り組むことは何か検討していきます。
 

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 学生「検査前ってどんな説明が必要なの?」
 学生「酸素や点滴のルートは、このままでいいの?」
 学生「この患者さん、支えが必要なのかな・・・」

いいですね、1人ひとりがまさにチーム医療の一員。このグループワークそのものが、チーム医療です!

 そして、チームで取り組む実践内容を導き出し、それぞれの職種の関わりをシナリオとして作成し、実践場面を動画撮影しました。後ほど全学生で視聴し、振り返りをしました。
 
 しかし、これで終わりではありません!
 最終回では、卒業後の現場で今回の学びをどのように活かせるのかプレゼンテーションし、意見交換をおこないました。

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 学生「チーム医療が安全で質の高い医療に、なぜつながるのか分かりました」
 学生「他学科の視点から意見を聴けて、違う見方や視野を広げることができました」
 学生「ノンテクニカルスキルの大事さに気づきました」 などなど
 
 卒業後、多職種連携教育での学びがチーム医療の実践に役立つことを期待しています。
(IPE専門部会:中村健太郎)


 

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