8月６日（日）にサイエンスキャンプ2023～血液のはたらきを知ろう～というテーマで開催されました。
参加者は中学生14名、高校生14名の計28名でした。
今回のテーマが血液の働きという事で、検査科学科では血球の観察と血液型の検査、医療工学科が脈拍計の作成と測定という内容でした。

検査科学科では参加者にまず、白衣に着替えて臨床検査技師の気分になってもらいました。前半の内容は血液の働きやその成分の話をした後に、血液の中には色々な血球がある事を説明しました。その後、実際に顕微鏡を使って赤血球や血小板、白血球を観察し、それらを色鉛筆でスケッチしてもらいました。たくさんある白血球の違いに戸惑いながらも皆さん興味深く観察してくれました。後半は血液型についての話でした。血液型がどのように決まるのか、またどのような原理で検査するのかを説明したあと、実際に血液型の判定をしてもらいました。方法は血液と試薬を混ぜ、試験管を振って判定するのですが、その眼差しは皆さん真剣そのものでした。

医療工学科では脈拍計を高校生・中学生ともに楽しく製作しました。 説明時間は当初の予定より短めにして製作中心に行いました。 ボランティア学生の手を借りながら高校生は、手際よく製作していました。中学生は少し手間取っていましたが、予定の時間の中で製作できました。 また、「どうしてLEDが光ったり、点滅するのか」などの質問を積極的に行ってくれました。

終了後はMLCカフェに集まり、山本先生から参加者全員に修了証書が手渡されました。そして最後に記念撮影をして無事に終了する事ができました。