7月21日～23日に広島国際会議場で開催された、第33回日本臨床工学会において、医療工学科の石田 開講師が発表した、「ソフトウェア無線の応用による電磁環境評価の可能性」が、BPA最優秀演題賞に選出されました。本賞は、BPA演題にノミネートされた70演題の中から選ばれたものです。
　本研究では、石田講師が取り組んでいる、医療現場の電磁環境を評価する新たなシステムの構築の一環として、電波測定に用いるフロントエンドデバイスである、ソフトウェア無線（SDR）の精度評価をおこないました。SDRは、医療現場の無線通信の測定に対して十分な性能を有しており、測定結果に機械学習を応用させることで、安価かつ簡便な電磁環境評価システムの構築の可能性について報告しました。今後も研究開発を続けていき、将来的には臨床現場での検討を目標にしていきます。