総合純真学～桂宮治師匠の落語を聴く～

総合純真学「一流を知る」、今回のゲストは、落語家の桂宮治師匠。

昨年は、Covid-19の感染拡大防止策の声出し禁止の影響もあったのか、学生の沈み込んだ雰囲気に、笑いの神様も「これは苦行…」と大苦戦。しかし、感染症5類移行後の今年の講演は、初めからトークのギア全開。師匠が噺家になるまでの体験談や落語「初天神」の披露に、大きな笑いの渦が拡がっていきました。

いつも人に助けられてきたと話す師匠。それを引き寄せるのは、『笑顔』。「音階の“ソ”の音（高く明るいトーン）で返事をすると、人とのコミュニケーションがうまくいくよ」と語ってくれました。

2021年、落語界では29年ぶりの（序列5人抜きの）抜擢真打昇進を決め、『笑点』メンバーとしても活躍されている超多忙な宮治師匠。
この日も舞台用の和服を着替えると、キャリーバックを手にそのままタクシーに乗り新幹線で移動。白のTシャツに黒のパンツ、黒のキャップに白のスニーカーというラフな姿で大阪へ、落語会に向かわれました。