第51回日本医療福祉設備学会 一般演題優秀演題賞受賞

第51回日本医療福祉設備学会 一般演題優秀発表賞に、医療工学科の石田講師が発表した「ソフトウェア無線と機械学習による医用テレメータの受信状況推定」が選出されました。本賞は、昨年10月に開催された同学会で発表された一般演題約40件の中から選ばれたものです。
本研究では、安価な測定器として注目されている、ソフトウェア無線を電波測定のためのフロントエンドデバイスとし、測定データに対し機械学習を用いることにより、医用テレメータの受信状況を推定するアルゴリズムを検討しました。その精度は99%以上と極めて高く、受信不良の早期発見や医療現場での電波トラブルの解決に寄与すると考えています。今後は、検討したアルゴリズムの更なる精度向上と共に、小型のIoTエッジデバイスへの搭載を目指していきます。