令和5年６月１３日（火）純真ホールにて、放射線技術科学科4年生及び2年生を対象とした特別企画キャリア講演会に国立病院機構九州医療センターの大浦弘樹技師長をお迎えして、ご講演頂きました。

「医療現場が求める人物像」というタイトルにて、国立病院機構の概要のお話から、診療放射線技師に求められるものとして「診察支援、診療支援、安全管理、情報提供、協動（チーム医療）」の６項目があり、これらを支援、実践していくことが大切だとのお話がありました。また、医療人として求められるもの（診療放射線技師としての能力等）を「アプリ」、社会人の基礎能力を「OS」と例えられ、「診療放射線技師は常に両方のアップデートが必要でそれを継続していかなければならない」とのお話を頂きました。このような言葉を掛けられた学生は、真剣な眼差しを向け、しっかりメモを取る姿が印象的でした。

講演の後半には、就職面接でのポイントや、エントリーシートの記載方法の良い例や悪い例を提示して頂き、これから就職を目指す学生はもちろん、参加した学生にとっては大変貴重な情報となったと思われます。
この講演をきっかけに、学生が「自分の未来予想図」描き、今後に繋げていくことを期待します。

大浦先生ありがとうございました。
 
（放射線技術科学科 久家教幸）