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2023-06-05 お知らせ

「医療連携の構築」で医療職者として3年目の先輩が講演

 5月31日(水)純真ホールにて、4学科合同でチーム医療を学ぶ「IPE:Inter-Professtional Education」の2年次開講科目「医療連携の構築」の最終講義が行われました。
 司会に、小倉第一病院院長の中村秀敏先生をお迎えし、入職3年目の卒業生4名(看護師1名、診療放射線技師1名、臨床検査技師1名、臨床工学技士1名)がシンポジストとして登壇しました。シンポジストは、自身が働く臨床でのチーム医療の実際を紹介し、「学部で学んだ知識やコミュニケーションスキルが、専門職者として学び続けていく姿勢を作り、チーム医療のなかで、実践に生かされている」と語りました。
 また、受講した在学生から「就職してどのくらい経ったらチームの中で自分の意見が言えるようになりますか?」「専門的な医療技術はどのようにして身につけましたか?」と意見を求められたシンポジスト達は、「わからないことがあったらまず自分で調べたり、先輩に聞いたりして、すぐに対応できるように努めている」「臨床現場では、異常を示すデータがあったら、それが示す病態の変化などを医師から尋ねられることも多い。まずはコメディカルスタッフが、検査や患者の異常に気付くことができて、その意味がわかるかどうかで診断への影響が出てくる。いつできるようになるかは、決まった時間があるのではなくて、自分自身が、働く中で日々身につけていくことだと思う」と応えていました。
 凛として立っている先輩たちから「在学中にしかできないことを精一杯楽しんでください」とエールを送られた2年生の眼差しの先に、将来の自分の姿を映しているようでした。

 
 

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