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2022-08-31 お知らせ

純真の杜通信 vol.7:胡蝶の夢

純真の杜通信 vol.7:胡蝶の夢

「荘周夢に胡蝶となる。栩栩然として胡蝶となり、諭びて志に適う。周たるを知らざるなり。
俄然として夢から覚むれば、すなわち、蘧蘧然として周なり。周の夢に胡蝶となるか、胡蝶の夢に周となるかを知らず(『荘子・斉物論』)」

『胡蝶の夢』とは、 中国、戦国時代の思想家荘周が読んだ漢詩から、「現実と夢の世界の区別のつかないこと」「人生のはかないこと」の例えとして使われます。
また、古来より蝶は、霊魂が姿を変えたものとして例えられてきました。

蝶のなかでも、アゲハ蝶(揚羽蝶、鳳蝶)は、神の化身として現れることもあるとして、古くから神聖な存在とされました。
アゲハ蝶の飛来は、“幸運” “再生” “変化”の訪れを暗示します。

8月最後の日に飛来したアゲハ蝶…
まもなく後期の始まりを迎えるキャンパスに、“幸運”を連れてきてくれたのかもしれません。
 

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