8/6（土）は中学生を対象として6名の方が、8/7（日）は高校生を対象として9名の方が、サイエンスキャンプ2022  -生命を科学する- に参加してくれました。

　今年度のサブテーマは、「身体のはたらきを数値で知ろう」であり、参加した生徒の皆さんは慣れない白衣を着るのに戸惑うところから始まり、大きく２つのプログラムに参加しました。

　一つ目は、看護学科の先生方および支援学生のもと、「心電図・血圧計・パルスオキシメータ」が、どのようにして身体の情報を読み取っているのかを実際の医療機器およびシミュレータを用いて学びました。聴診器で初めて聞くコロトコフ音にも興味深く、懸命に取り組んでいました。

　二つ目のプログラムは、放射線技術科学科の先生方および支援学生のもと、「CT3次元画像処理」および「骨塩定量」について学びました。CT3次元画像処理ではパソコンを操作して脳血管動脈瘤を探し出すという内容で少し難しいかと思いましたが、以外にも生徒の皆さんは上手にマウス操作し、見つけ出していたのが印象的でした。
　骨塩定量では自分自身の踵にジェルを塗り、簡易機器で超音波により骨量を調べるものでした。参加した中の、特に中学生の生徒さんはあまり良い値が出ていなかったのですが、実は生徒の皆さんは現在成長段階であり、これからどんどん骨塩量が増えるのだということを知り安心していました。

　中学生および高校生の生徒の皆さん、ご参加ありがとうございました。今後、皆さんが少しでも医療や生命科学に興味を持ってもらえることを願っています。