新着情報 News

新着情報

2022-07-29 お知らせ

「総合純真学」オペラを鑑賞しました

総合純真学:『初めてのオペラ・声という究極の楽器』

7月9日・23日 原田勇雅さん(声楽家・オペラ歌手・音楽博士)を講師にお迎えし、小林端花さん(ソプラノ歌手)、津島圭祐さん(ピアニスト)とともに、「オペラ」についての講義と、「オペラ・アリア」コンサート、「ヴェルディ作曲 オペラ『リゴレット』ハイライト」コンサートの3部構成による講演をいただきました。
 
昨年はコロナ感染拡大により、Web視聴になったオペラ鑑賞でしたが、今年は本館6階にある「純真ホール」で開催されました。
 
人類の歴史の中で、雄たけびが集団のコミュニケーションとして進化し、その過程で生まれたと言われる声の音楽、「オペラ」。
 音楽の三要素として、「純音(コンピュータのような綺麗な波形を示す音)」「楽音(音程があり、規則性を持ちながらも時に揺らぎがあり、聴いていて心地よい音)」「噪音(高さが平板な音)」があり、声楽は「楽音」にあたります。
 
揺らぎをもつ「楽音」。
 
最近よく聞く「Vocaloid」も、コンピュータの人工的な「純音」にビブラートをつけ、音程をもつことによって揺らぎが生まれ、心地よさを与える音楽となり発展してきたものです。
 
ホールのシートに座り、生で聴く「オペラ」は、耳で聴くだけでなく、皮膚から伝わり、全身で聴く音楽となり、初めて聴く学生の心にも響いたようです。

前のページに戻る