7月4日純真ホールに、日本パーソナルカラー協会認定講師の国武玲子先生をお迎えして「自己発見/自分の色を知る」と題して、色にまつわる講演を拝聴いたしました。

　人は、それぞれ違った顔、肌の色、表情をもち、似合う色（健康的で明るく生き生きとした色）を持っているのだそうです。色は、時代のなかで文化とともに生まれ、日本には古来より五百余りの和名をもつ色が存在しています。
　日本には四季があり、多様で豊かな自然があります。四季の移ろいの中で、「自然を尊ぶ」という日本人の気質が、暮らしの中に多彩な色合いを取り入れ、繊細な情趣を育んだと言われています。

　本学のイメージカラーである「サファイアブルー」は、和名を「蒼玉色‐そうぎょくしょく」といい、「AZURE:ラピスラズリ」の勾玉（まがたま）から名付けられた色です。
　色に込められた意味については、この日の講師からの宿題となりましたが、第1回学長講演の最後に送られた「純真の翼に志を乗せて自由な空へ羽ばたいてほしい」という、大学ロゴに込められた思いを胸に刻み、羽ばたいてくれることを祈っています。