保健医療学部 看護学科 Department of Nursing

2022年度
国家試験
合格率2023年4月現在
  • 看護師

    99.1%

  • 保健師

    100%

2022年度
国家試験
合格者の就職率2023年4月現在

100%

開学以来9年連続

人のいのち」支え、
感性豊かな看護師・保健師」育成

看護職者としての専門的知識、技術および態度を修得し、
医療人の一員としてのコミュニケーション能力や
高い倫理観を備え、
社会に貢献できる看護師・保健師を育成します。

3つのポリシー

看護師・保健師とは?

看護師は、その多くが病院に勤務しており、患者さんの最も身近な存在として日常生活の援助や診療時の看護を行っています。
最近は、地域や住み慣れた自宅で過ごされる方の訪問看護も重要な役割となっています。

また、保健師は時代と共に移り変わる健康問題、例えば生活習慣病、児童虐待、メンタルヘルス、自然災害、健康格差などに対し、個人や家族、地域社会全体に働きかけ支援する公衆衛生の専門家です。
いずれもこれからますます重要な役割を担う職種です。

取得できる学位と資格

取得学位
  • 学士(看護学)
取得資格
  • 看護師国家試験受験資格

    本学科の課程を修了すると、看護師国家試験の受験資格を得ることができます。

  • 保健師国家試験受験資格※1

    上記に加えて、本学科の指定する科目を修了すると、保健師国家試験の受験資格を得ることができます
    (但し、保健師課程を履修できるのは10名とし、成績などによる履修者選考を行います)。
    なお、保健師として就業するには看護師免許を取得することが必要です。

  • 養護教諭2種免許

    保健師課程で、さらに指定した科目単位を修得すれば、保健師国家試験免許取得後、申請により取得できます。小・中・高校の「保健室の先生」として、児童・生徒の健康管理を担う資格で就職の選択肢も広がります。

  • 第1種衛生管理者(国家資格)

    保健師国家試験免許取得後、申請により取得できます。

本学では開学より保健師課程の選択制を導入し、選抜された学生には、少人数で効果的な教育を受ける機会を、選択しない学生にも自分の興味・関心のある公衆衛生看護領域の科目をより多く履修できる環境を整えています。

純真学園大学
取得資格への取り組み
  • 本学では、達成度自己評価システムを導入しており、学生自身が目標の達成状況を評価しながら履修をすすめることができます。
  • 授業の質を向上させる目的で、学生による授業評価、教員の相互授業参観を行っています。
  • 国家試験対策委員会を設置し、合格率100%を目指しています。
    また各学科と連携しつつ、学生の進行に即した支援計画を整えて取り組んでいます。
充実の国家試験対策

目指す進路

看護師

  • 病院

    病院

  • 福祉施設

    福祉施設

  • 訪問看護

    訪問看護

  • 研究・教育機関

    研究・
    教育機関

  • 大学院進学

    大学院進学

保健師

  • 行政

    行政

  • 企業の産業・保健活動

    企業の産業・
    保健活動

  • 国際機関の保健活動

    国際機関の
    保健活動

万全の就職サポート

学びの3つのポイント

  • POINT1
    チーム医療で
    自らの専門性を理解する

    本学では、4年間を通して、チーム医療を学ぶことができます。他学科との連携により、チーム医療の一員としての自らの役割を理解し、医療人としての自覚と高い職業観を育みます。

    チーム医療とは?

  • POINT2
    ”医療”を通した地域の方との
    交流で看護を知る

    本学では医療を通して、地域の方々との交流を目的としたイベントや公開講座を行っています。交流を機会に、看護の本質でもある「看る」「護る」を知ることができます。

    地域貢献事業

  • POINT3
    臨地実習で現場を知る

    本学では、3年次に大半の臨地実習を行います。福岡市を中心とする病院や保健・福祉施設などの様々な実習先で、現場を知ることができます。それぞれの現場で必要な特性を学び、実践力を身に付けます。

    主な実習先

4年間の学びのステップ

4年間の流れ

  • 1年次

    医療人としての
    基礎固め

  • 2年次

    看護の基礎知識・
    技術の修得

  • 3年次

    看護実践の展開
    能力の修得

  • 4年次

    よりよい看護の
    追及

インタープロフェッショナル(IP)教育

  • 1年次

    医療連携の基礎

  • 2年次

    医療連携の構築

  • 3年次

    臨地実習

  • 4年次

    総合チーム医療

実践力を高める充実の実習環境

看護学科では、高性能のシミュレーターをはじめ、最新式のフィジカルアセスメントモデル、保育器および救急医療の対応機材などの充実した実習機材を揃え、学内でも十分な実技練習が行える環境を整えています。

  • フィジカルアセスメントモデル

  • 保育器および光線治療ユニット

  • 在宅看護実習室

  • 救急医療

主な実習先一覧

  • 国立病院機構九州医療センター(連携施設)
  • 国立病院機構九州がんセンター
  • 国立病院機構福岡病院
  • 国立病院機構大牟田病院
  • 国立病院機構東佐賀病院
  • 福岡県立精神医療センター太宰府病院
  • 福岡市立病院機構福岡市民病院
  • 公立学校共済組合九州中央病院
  • 今津赤十字病院
  • 福岡県済生会福岡総合病院
  • 老健センターささおか
  • 博愛会病院
  • 嘉村産婦人科病院
  • 福岡徳洲会病院
  • 牧病院
  • 福岡保養院
  • 福岡労働衛生研究所
  • メンタルヘルスサポート九州
  • 産業医科大学保健センター
  • 訪問看護ウィズナースステーション福岡
  • 那珂川病院訪問看護ステーション
  • ハートフルシマダ訪問看護ステーション
  • こどもの園 純真
  • 南区おおはし子どもプラザ

学科長メッセージ

看護学科長 / 教授濵田 維子

多様な場所で看護の専門性を発揮できる“人間力”の育成を目指して

本学は、2011年4月、看護学科を含む医療系4学科を設置する大学として開学しました。近年、超高齢化社会の到来、AI(人工知能)技術の著しい進歩など、医療を取り巻く環境は大きな転換期を迎えます。そして、看護職が活躍する場は今、病院から生活の場へ、医療から介護へと様々な場所へ広がろうとしています。現代社会に求められているのは、主体性を持って学び続けようとする姿勢、問題を見出し解決しようとする意識、そして他者とのコミュニケーションを通してチームワークを生み出す人材ですが、看護職も同様に、変化する社会の中で専門性を発揮し、社会に貢献することが期待されています。
本学は、『気品』、『知性』、『奉仕』を建学の精神として掲げ、看護師の土台となる“人間力”の育成に力を入れています。

カリキュラムでは、本学独自の自校教育が展開されるとともに、ボランティア活動や公開講座等大学の地域貢献事業において、学生が主体的に取り組める環境も整えています。様々な活動体験は、地域貢献への思いと、高いコミュニケーション能力につながっています。また、看護の専門知識・技術の修得はもちろん、医療職を目指す他学科の学生と共に展開するチーム医療科目や、英語力やAI技術の資格取得を目指す科目も設置しており、より主体的な学びをサポートしています。2018年には国立病院機構九州医療センターとの提携によって大学院を開設し、高度医療における看護を学ぶ実習と、管理職や研究職を目指した進学も可能となりました。
学びたいという気持ちさえあれば、すべての経験は成長の糧となります。人間の生涯に寄り添い、健康という視点から予防、維持、回復、増進を支援できる、そしてどのような健康状態でもその人らしい生き方を尊重できる“人間力”を持った看護職を目指して、本学で一緒に学んでみませんか。

教員情報