医療は生涯をかけるに値する
やりがいのある仕事です。

医療業界では近年、患者様の医学に対する知識が深まり、以前に比べてよりクオリティの高い医療、多岐にわたるケアを必要とされる時代となっています。
しかし、取り巻く状況が変化しても、我々医療に携わる人間に必要とされる基本は変わりません。それは、困っている方に手を差しのべる奉仕の精神です。

医療系の学問は、ともすれば専門分野だけに偏りがちですが、4学科の横断型カリキュラムで「チーム医療」を学べる純真学園大学の学生さんは、多様な知識を身につけた幅のある医療人となることでしょう。本院での実習では、患者様との触れ合いを通して、技術的な面だけでなく、ハートを大きく、温かく、成長させていってほしいと思います。

医療の仕事は決して楽な仕事ではありません。挫折も経験することでしょう。しかし、生涯をかけて取り組むに値する、やりがいのある仕事だと私は考えます。未来の医療を担う皆さんに、大いに期待をしています。

急性期医療の現場実習で、
真の力を存分に養ってください。

医療の仕事が他の仕事と異なる点は、命と向き合う仕事であるということです。過去、現在、そしてこの先も、変わらず存在し続ける仕事と言えるでしょう。
これから医療の道を歩もうとする若い皆さんには、生命に対する尊厳、病気という弱い立場の人を助ける使命感を、学生時代から意識して身につけてほしいと思います。

本院には急性期の患者様が多くいらっしゃいます。実習中、日々刻々と状況の変化する医療の現場を目の当たりにして、大変な思いもすることでしょう。しかし、その経験が、大学で学んだ知識・技術を、現場で真に使える力へと高める大きな助けとなるはずです。

医療は学べば学ぶほど、奥の深いものです。また、チームでの連携が欠かせません。学生時代は、医療人としての基礎・基本を身につける期間です。チーム医療を実践する純真学園大学で、謙虚に、貪欲に学んでください。