猪俣 啓子イノマタ ケイコ
職位
教授
学位・最終学歴
博士（保健学：九州大学大学院医学系学府）
専攻・分野
免疫検査学、キャリア形成、対人コミュニケーション
研究テーマ
甲状腺疾患の病態解析、免疫学的診断薬の開発・評価、キャリア形成アプローチ、アクティブラーニング教育
担当科目
大学：免疫検査学Ⅰ・Ⅱ、免疫検査学実習、輸血・移植検査学、輸血・移植検査学実習、臨床検査管理学、臨床検査特論、キャリア入門、文献講読、専門ゼミナール、臨地実習、卒業研究
大学院：コンサルテーション論、病因・生体防御検査学特論、病因・生体防御検査学演習、特別研究（保健衛生学専攻・検査）
業績
【著書】
●共著：JAMT教本シリーズ 臨床化学検査技術教本，じほう，2017.
●共著：JAMT教本シリーズ 臨床検査技師のためのチーム医療教本，丸善出版，2015.
●共著：健康食品学第4版，一般社団法人日本食品安全協会，2012.
【学術論文】
●Keiko Inomata, Hironori Kurisaki, Hiroyuki Yamashita, Kinnichi Kakudo, Seiho Nagafuch. Identification of Thyroglobulin and its Isoforms as Target Antigens for IgG4 Thyroiditis. Journal of Clinical & Cellular Immunology , 9(5), 1-8, 2018.
●Shindo H, Kakudo K, Inomata K, Mori Y, Takahashi H, Satoh S, Yamashita H. Additional Tissue Sampling Trials Did Not Change Our Thyroid Practice. Cancers (Basel), 13(6), 1270, 2021.
●Yaqiong Li, Keiko Inomata, Eijun Nishihara, Kennichi Kakudo. IgG4 Thyroiditis in Asia Population. Grand Surg, 9(5), 1838-1846, 2020.
●K Kakudo, S Satoh, K Inomata, T Kagiya, H Yamashita, C R Lai. Papillary Thyroid Neoplasms in the 4th Edition WHO Classification of Tumors of Endocrine Organs: Neoplasms with Papillary Thyroid Carcinoma-type Nuclear Features. Basic & Clinical Mesicine, 1, 2018.
●J Yoshimura, N Miyazaki, K Ito, K Takeda, S Hiramatsu, S Morita,A Miyauchi, T Murakami, K Inomata, S Noguchi, T Satoh, and N Amino. Evaluation of a New Rapid and Fully Automated Electrochemiluminescense Immunoassay for Thyrotropin Receptor Autoantibodies. THYROID, Vol.18, No.11, 1157-1164, 2008.
●猪俣 啓子. [ 総説 ] 医療技術者養成課程のコミュニケーション教育におけるアクティブ・ラーニングの意義. 臨床検査学教育, 14(2), 119-126, 2022.
●猪俣 啓子. 医療技術者養成課程のコミュニケーション教育 −コミュニケーション論におけるアクティブ・ラーニングの意義−. 純真学園大学紀要, 29-34, 2020.
●猪俣 啓子、永淵 正法、山下 弘幸. IgG4甲状腺炎におけるIgG4自己抗体の標識抗原の同定. 甲状腺学会雑誌, 10(1), 40-46, 2019.
●猪俣 啓子、吉富 咲、前田 幸子、山下 弘幸. 3種類の副甲状腺ホルモン (parathyroid hormone : PTH) 測定試薬の特性解析. 医学と薬学, 74(1), 45-54, 2017.
●猪俣 啓子. 実践的コミュニケーション学のすすめ −医療技術者養成課程におけるコミュニケーション学習の必要性−. 純真学園大学紀要, 3-10, 2016.
●猪俣啓子、山下裕人、野口志郎、 関口仁、森田新二、宮﨑直子、佐藤智晃、Michael Rittomann. 甲状腺ホルモン(FreeT3)測定試薬における測定干渉原因の解明および改良試薬の開発. 医学検査, Vol.56, No.7, 996-1003, 2007.
●猪俣啓子、山下弘幸、山本晶子、幸下美沙紀、足立光男、山下裕人、川本均、野口志郎. インタクトPTH基準範囲の設定における25-hydroxyvitaminDの関与. Osteoporosis Japan, vol.12, No.3, 223-230, 2004.
●猪俣 啓子、山本 晶子、足立 光男、山下 裕人、野口 志郎. 2種類のサイログロブリン測定法で乖離を示した検体の検索. 医学検査, Vol.53, No.5, 756-760, 2004.
●猪俣 啓子、山本 晶子、山岡 美穂足立 光男、山下 裕人、野口 志郎.
甲状腺ホルモン測定における異常反応の検索. 医学検査, Vol.52, No.3, 194-199,
2003.
●猪俣 啓子、山下 弘幸、山下 裕人、野口 志郎. 技術講座 インタクトPTHの測定法. 検査と技術, Vol.30, No.2, 2002.
【その他】
＜国際学会＞
●Keiko Inomata. Immunological and histopathological analysis of Graves’ disease patients with or without IgG4 positive cell rich infiltration. The 32nd World Congress of Biomedical Laboratory Science(Symposium), Kobe, Japan on August 31-September 4, 2016.
●Keiko Inomata, Sachiko Maeda, Hiroyuki Yamashita, Kennichi Kakudo. Serological and histological studies of a patient with Hashitoxicosis. The Inaugural Scientific Conference of the Asia Association of Medical Laboratory Scientist 2015, Yogyakarta, Indonesia on October 2-4, 2015.
PR
【保有資格】
臨床検査技師、日本産業カウンセラー協会認定資格
【所属学会】
日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査医学会、日本キャリアカウンセリング学会、日本産業カウンセリング学会、日本ヘルスコミュニケーション学会、日本NIE(Newspaper in education)学会、日本産業カウンセラー協会
【学会および社会における活動】
●日本臨床衛生検査技師会 「医学検査」査読委員（2017～2021年）
●日本臨床検査学教育協議会 機関誌査読員（2021年）
●日本臨床衛生検査技師会（山口・熊本支部） 検査説明・相談ができる臨床検査技師育成講習会講師
●日本臨床衛生検査技師会（熊本支部） 多職種連携のための臨床検査技師能力開発講習会講師
●日本臨床衛生検査技師会（熊本支部） ベッドサイド実践講習会講師
●第54回医学検査学会熊本大会 学会企画ワークショップ講師
●大分県別府市 DV対策・シェルター設置検討委員
【その他】
●日本臨床衛生検査技師会 学術研究奨励賞受賞「甲状腺ホルモン測定に対する異常反応の検索」，2003年
●日本臨床衛生検査技師会 最優秀論文賞受賞「甲状腺ホルモン(Free T3)測定試薬における測定干渉原因の解明および改良試薬の開発」，2007年
●大分県臨床衛生検査技師会 優秀学術賞受賞，2007年